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2010年9月11日土曜日

谷 啓さんへ

谷啓さんへ



こんにちは。初めまして。
あの、最初から大変失礼かと思いますが、「谷さん」って呼ばせてもらっていいですか?

谷さん、私は今まで谷さんがとても長く人々の心を和ませてきてくれたことに感謝しています。
高度経済成長の時代、昭和の終焉、そして平成と日本を支え、
時には疲れていたであろう人々を笑顔にし、
その結果「また明日頑張ろう!」と思うことができた人は数知れぬことでしょう。

私は昭和40年代の初頭の生まれです。
恥ずかしい話、クレイジーキャッツのメンバーの方々が演じられた映画には正直あまり詳しくありません。
「大人の漫画」もテレビの企画物やWEB上の動画サイトでしか見たことがありません。

でも、私が子供の頃、そうカラーテレビがもう当たり前になった頃、
テレビで「あのギャグ」をよく見ていました。
谷さんの優しい眼差しも子供心に好きでした。
もちろん今でも眼差しの優しさはそのままですよね。
少し前にNHKの美術番組に出演されてた時はよく拝見していましたよ。

そして何よりも、時折番組で披露してくれたトロンボーンの演奏がとても好きなんです。
最近も、今年になって始めたtwitterで昔の同僚と谷さんの演奏について話題にしていたんですよ。

「谷さんはトロンボーンを演奏しているときの目が凄い」
「演奏している時の谷さんは完全無比なジャズメンだ」
「ジャズへの愛にあふれた演奏だ」

私はいつもそう思っていました。
いつか、谷さんの演奏をこの目で見たい。
地方に住む私には少ないかも知れないけど、けど、まだそのチャンスはあるはずだ!


・・・こんなふうに今日の今日まで思っていました。


でも、谷さん、

急に旅立たれてしまいましたね。

きっと天国のハナさんと植木さんが「おい!やっぱトロンボーン入れよう!」
って急に呼んだのでしょうね。

今は、正直自分の中の気持ちがなかなか整理できずにいます。
でも、やっぱりお礼言わせてください。ありがとうございました。

誰でもそうですが、いつか私もそちらへ行くでしょうから、その時は近くで
トロンボーンを吹いている姿を間近で見させて下さいね。

それから、最後にとても図々しいお願いなんですが、
そちらでのステージに上がられた時、うちの親父がいたら「元気でやってる」
って伝えてくれませんか?
親父に顔がそっくりな孫も元気だよ、って。

では、そろそろこの辺で。
いつか「その日」が来たら改めてご挨拶させて頂きたいと思います。

平成22年9月11日
ebizo


DannyBoy・谷啓・桜井センリ・ヒデ・広田三枝子

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